はじめに
この記事は、以下を実現するために作成しました。
- VMware WorkStation ProでBIG-IPを冗長構成で構築する。
- BIG-IPを利用した実サーバ(リアルサーバ)へのアクセスを実現する。
- 2点を実現することで、本格的なロードバランサーの学習環境を提供する。
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検証環境の構成図をおさらい
次の図となります。
この記事では、BIG-IPのインタフェース(1.1 , 1.2 , 1.3…)を確認したあと、VLANの作成を行います。
VLANはCiscoで言うところのVLANインタフェースを作成するイメージです。これにIPアドレスを付与する工程はSelf Ipsで行います。
interfaceの確認
左ペインからNetwork > interfacesを選択します。
図の様に3つのinterfaceを確認することができます。
今回、WorkStation上のVMのネットワークアダプター2が1.1、ネットワークアダプター3が1.2、ネットワークアダプター4が1.3に相当します。
そのため、1.1 = External、1.2 = Internal、1.3= HeartBeat のセグメントが割り当てられていることになります。以降の手順もこれを前提として紹介します。
ここが誤っていると、後の工程で上手く疎通できない原因となります。
VLANの設定
左ペインからNetwork > VLANsを選択します。
初期設定ではVLANは何も設定されてません。右上にあるCreateをクリックします。
設定画面に遷移するため、図の様に設定をしてください。
Name:External
Tag:0
Interfaces:1.1(untagged)
Descriptionは特に不要ですが、どのセグメントを指すのかわかるようにしたいと思います。
Externalという名前のVLANが作成できました。
VLANタグを0で入力すると、自動的に409x番のTagが付与されます。
残りのVLANも作成します。
Name:Internal
Tag:0
Interfaces:1.2(untagged)
Name:HeartBeat
Tag:0
Interfaces:1.3(untagged)
全て作成できたらリストに3つのVLANを確認できます。
2台共に行います。
次は、Route Domainの設定を行っていきます。
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