はじめに
この記事は、以下を実現するために作成しました。
- VMware WorkStation ProでBIG-IPを冗長構成で構築する。
- BIG-IPを利用した実サーバ(リアルサーバ)へのアクセスを実現する。
- 2点を実現することで、本格的なロードバランサーの学習環境を提供する。
記事一覧

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[BIG-IP]ロードバランサーの検証環境構築~イメージのダウンロード・ライセンスの取得~[VMware Workstation Pro]
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[BIG-IP]ロードバランサーの検証環境構築~BIG-IP VMのデプロイ~[VMware Workstation Pro]
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[BIG-IP]ロードバランサーの検証環境構築~仮想ネットワークの作成~[VMware Workstation Pro]
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[BIG-IP]ロードバランサーの検証環境構築~VMの起動・ライセンス適用・パスワード設定~[VMware Workstation Pro]
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[BIG-IP]ロードバランサーの検証環境構築~DNSサーバの指定~[VMware Workstation Pro]
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[BIG-IP]ロードバランサーの検証環境構築~NTPサーバの指定~[VMware Workstation Pro]
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[BIG-IP]ロードバランサーの検証環境構築~VLAN設定~[VMware Workstation Pro]
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[BIG-IP]ロードバランサーの検証環境構築~Route Domain設定~[VMware Workstation Pro]
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[BIG-IP]ロードバランサーの検証環境構築~Self IPs設定~[VMware Workstation Pro]
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[BIG-IP]ロードバランサーの検証環境構築~Routes設定~[VMware Workstation Pro]
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[BIG-IP]ロードバランサーの検証環境構築~冗長化(Active/Standby)~[VMware Workstation Pro]
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[BIG-IP]ロードバランサーの検証環境構築~VyOSの構築~[VMware Workstation Pro]
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[BIG-IP]Virtual-Serverを作成するために必要な一連の工程を丁寧に解説(GUI編)
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[BIG-IP]ロードバランサーの検証環境構築~検証用端末の準備・検証~[VMware Workstation Pro]
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検証環境の構成図をおさらい
次の図となります。
この記事では、BIG-IPのルーティングの設定を行います。
BIG-IP目線では、Connectedは172.16.2.0/24、172.16.3.0/24、172.16.5.0/24と192.168.3.0/24のみとなります。
そのため、172.16.1.0/24と172.16.4.0/24へパケットを飛ばすにはルーティングを追加する必要があります。今回は、staticルーティングを設定します。
Staticルートの設定
以下のstaticを設定します。
- 172.16.1.0/24 next-hop 172.16.2.254 。RouteDomain10を使用。
- 172.16.4.0/24 next-hop 172.16.3.254。RouteDomain10を使用。
mgmt用のデフォルトルートは設定する必要がありません。自動的に設定されます。
[root@BIG-IP-01:Active:Standalone] config # ip route show default via 192.168.3.1 dev mgmt metric 4096 127.1.1.0/24 dev tmm proto kernel scope link src 127.1.1.254 127.7.0.0/16 via 127.1.1.253 dev tmm 127.20.0.0/16 dev tmm_bp proto kernel scope link src 127.20.0.254 172.16.5.0/24 dev HeartBeat proto kernel scope link src 172.16.5.131 192.168.3.0/24 dev mgmt proto kernel scope link src 192.168.3.231
左ペインからNetwork > Routesを選択します。
初期設定では何も設定されていません。Addをクリックします。
次にExternal向けのstaticを設定します。
図の様に設定します。ルートドメインを使用している場合は%IDが必要となります。
Name:172.16.1.0 Description:任意 Destination:172.16.1.0%10 Netmask:255.255.255.0 Resource:Use Gateway Gateway Address:IP Addressを選択し、172.16.2.254%10 MTU:1500
次にInternal向けのstatic
図の様に設定します。ルートドメインを使用している場合は%IDが必要となります。
Name:172.16.4.0 Description:任意 Destination:172.16.4.0%10 Netmask:255.255.255.0 Resource:Use Gateway Gateway Address:IP Addressを選択し、172.16.3.254%10 MTU:1500
作成できたらリストに表示されます。
2台共に設定を行います。
ここでNWの設定は全て完了となります。
次は、冗長構成を組んでいきます。
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