EVE-NGをプロキシサーバ経由で構築する方法

EVE-NG
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ISOファイルでEVE-NGを構築しようとすると…

EVE-NGはISOファイルを用いて構築する場合は、インターネットとの接続が必須となります。公式ドキュメントに記載されております。自宅等で構築する場合は特に気にする必要もありませんが、企業などで構築する場合はプロキシサーバを経由することがほとんどだと思います。そのような場合は、プロキシサーバに特定のURLへのアクセスを許可する必要があります。今回はこのURLの特定方法を経て、プロキシサーバで許可するべきURLを掲載いたします。

特定方法

ネットワークエンジニアならお馴染みのWiresharkを用いました。

ISOで構築する場合、言語→キーボードレイアウト→インタフェースのIPアドレス設定→プロキシサーバの設定可否の順番に問われます。その後、自動的に構築が始まるのですが、このタイミングで特定のサーバと通信を行うのでWiresharkを用いてキャプチャを行いました。

EVE-NGを動作させるサーバ自体にIPアドレスを振っているので、それでフィルタをかけます。その後、統計タブ→対話を選択し、IPv4を見ることで、どこと通信しているのか一目瞭然です。

wiresharkで確認した結果

以下の通りです。

192.168.0.88はEVE-NGが動作するサーバ(Ubuntu)のIPアドレスとなります。

また、キャプチャを2回に分けたため一部この画面に載っていないIPアドレスもありますが、後述しますのでご安心ください。

プロキシサーバで許可するURL

以下の通りとなります。
参考に、IPアドレスとポート番号も掲載しておきます。

91.189.91.81 = jp.archive.ubuntu.com       port80
91.189.91.82 = jp.archive.ubuntu.com       port80
185.125.188.55 = api.snapcraft.io       port443
185.125.188.58 = api.snapcraft.io       port443
185.125.190.36 = jp.archive.ubuntu.com       port80
185.125.190.57 = prod-ntp-4.ntp4.ps5.canonical.com        port123
203.165.31.152 = 203-165-31-152.rev.home.ne.jp        port53

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