エンジニアのための要点整理方法-ラベル付け-

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はじめに

『エンジニアを説明上手にする本』を昔購入して一年に一度くらいは見直すようにしています。しかしながら、本書に書かれていることを実践できていないため、ブログの記事にすることで、ブログ管理人が慣習的に実施できるようにすること、読者の方にノウハウを共有する、以上2点を目標として記事を書きました。

箇条書きは4項目以上だと集中力が各段に落ちる

著書の中では、具体例と用いて箇条書きが多い場合とそうではない場合を比較して、箇条書きが多い場合に如何に内容の理解が難しいか説明しています。著者がお勧めしているのは、箇条書きは必ず4つ以内に抑える事。そして、箇条書きを4つ以内に収めるために「ラベル」を付けるように言及しています。

分類を表す言葉でラベルを表すときには2パターンありまして、①単純ラベル付き箇条書き、②分類ラベル付き箇条書きの2パターンです。前者は、本文を直接類推できるラベル、②は本文を直接類推できないラベルです。著者は、明細を洗い出しやすく、一般化しやすい分類ラベルを考えるようにと著者の中で述べています。

①単純ラベル付き箇条書き

輻輳:帯域をひっ迫しているため通信が遅い。
故障:NW機器のファンが壊れてしまった

②分類ラベル付き箇条書き

リソース不足:帯域をひっ迫しているため通信が遅い。
保守:NW機器のファンが壊れてしまった

1日3分だけラベルを考えるトレーニングについて

著者は一日3分だけ、原文に分類ラベルを付けるか考える練習をすることを推奨しています。成果がなくても良いので必ず毎日3分やるように勧めています。分類ラベルは既に大抵の人が知っている言葉である必要があるのですが、練習しないと直ぐには出てきません。そのため、その言葉を記憶から直ぐに引き出すためのトレーニングとして毎日やることを進めています。

練習問題としてはIPAの資料なんか良いでしょう。~箇条のような見出しの文章もあります。もちろん、他の資料でも大丈夫です。ブログ管理人も可能な限り続けていきたいと思います。

中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン | 情報セキュリティ | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理推進機構(IPA)の「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」に関する情報です。

 

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