はじめに
ESXiで3台のNutanix CEのインストール完了後、いざクラスターを構築するためにCVMへSSH接続しようとしたところ、ログインできませんでした。
ただ、回避策としてAHVからログインする方法があります。初見だと嵌るのでメモとして残します。
対応策
AHVにログインします。認証情報は root / nutanix/4u で問題ありません。
その後、su nutanix を投入します。nutanixユーザーに変わったことを確認します。
その後、ssh -l nutanix 192.168.5.2 でログインします。パスワードは nutanix/4u で問題ありません。
無事にログインできるはずです。ここでgenesis statusでgenesisが起動できているか確認します。起動直後ですと、CVMでgenesisコマンドが実行できる状態ではないためエラーになる場合があります。気長に待ってみてください。
若し3台でESXiで構築する場合は全てのCVMでgenesisが起動していることを確認できてから、clusterコマンドを用いてクラスターを構築してください。
Nutanix CE2.1からの初回構築時の変化について その1
ESXiではNutanix CE2.1を3台構成で構築しました。
構築時に感じたNutanix CE2.0との変化について個人の感想ですが述べさせてください。
Nutanix CE2.0の場合は以下のフローで言うところの、CVM起動が完了すれば、そのままSSH接続してgenesisが起動していることを確認して、クラスターの構築をすれば良いだけでした。しかし、Nutanix CE2.1では、以下のフローのような気がします。
- 再起動 → AHVへログイン → 5分程度待ってCVM起動 → SSHログイン可能 → おそらく、CVMがアップグレードしている?ため、CVMへSSHログイン不可。PINGも通らない → CVMへ再度PING可能。SSH接続も可能になる → genesis statusでエラーを吐かなくなる。
そのため、インストール完了後は、しばらく放置しておくのが良いと思われます。
Nutanix CE2.1からの初回構築時の変化について その2
clusterコマンドでクラスターを構築する場合、192.168.5.2でAHVからアクセスして実行すると失敗します。必ず、外部IPアドレスを用いてアクセスするようにしてください。
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