追記:2024/5/3
次の記事にて詳細に、且つわかりやすく初期設定や確認方法について整理しました。こちらをご覧ください。
こちらの記事では
- ホストネームの変更
- interfaceの設定
- hostsの修正
- DNSサーバの指定
- タイムゾーンの指定
- 時刻同期の指定
- ユーザーの作成
について、整理しております。
上から順番にコマンドを流し込む(vimで修正が必要な場合もあります)ことで、設定の変更と確認を行うことができるようにしました。
コマンド一覧について
検証時にAlpine Linuxを用いることが多いのですが、ホスト名やIPアドレス設定などに使用するコマンドを備忘的に載せておきたいと思います。
特権モードへの切り替え
su -でパスワードを聞かれるので「cisco」を入力すれば特権モードになると思っていたのですが、パスワード不一致で特権にならず…。公式FAQを見たら解決策がありました。
sudo -E -s
これをbash shellで入力します。すると、/home/ciscoへ自動的に移動し、それ以降は特権モードとなります。
ホスト名変更
echo “shortname” > /etc/hostname
hostname -F /etc/hostname
これでホスト名が変更されます。
DNSサーバの設定
vi /etc/resolv.conf
その後、以下を入力し保存します。
nameserver 8.8.8.8 nameserver 8.8.4.4
cat /etc/resolv.confで念のためちゃんと保存されているか確認する。
IFの設定
cat /etc/network/interfaces
auto lo
iface lo inet loopback
auto eth0
iface eth0 inet dhcp
上記の通り、デフォルトはDHCPのため静的に設定したい場合は下記の通りにします。
vi /etc/network/interfaces
auto eth0
iface eth0 inet static
address 172.16.10.1/24
gateway 172.16.10.254
iface eth0 inet static
address 172.16.10.11/24
※黒太字の箇所が修正箇所です。また、追加でIPアドレスを設定したい場合は青太字のようにします。
保存が完了したら、cat /etc/network/interfacesで保存されているか確認します。
ネットワーク設定の再起動
/etc/init.d/networking restartでサービスの再起動をします。これをしないと設定が反映されません。
投入したら、ifconfigなどでI/Fの状態が想定通りか確認しましょう。
関連ドキュメント
CML で TinyCore や Alpine 等の Linux を使う | らくがきちょう v3 (sig9.org)
FAQ – Cisco Modeling Labs v2.x – Cisco Modeling Labs 2.5 – Document – Cisco Developer
CML2 (Cisco Modeling Labs 2.0) のパケットキャプチャの方法 | ネットワークチェンジニアとして (changineer.info)
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