想定されるケースについて
・NX-OSを使用している場合でCisco Software Central でライセンスを確認したところ、存在しなかった場合です。
・その場合は、まず製品ライセンス登録をした上でスマートライセンスへの変換作業が必要となります。
・今回は、筆者が備忘録として詳細に残していたメモを記事にしました。
製品ライセンス登録
・Cisco Software Centralのtool&Resourceより製品ライセンス登録を表示する。
・上部にある『表示スマートアカウントの』と『バーチャルアカウント』が意図したアカウント名であることを確認する
・デバイスタブをクリックする
・デバイス一覧には何も表示がないはず。
・デバイスタブの下側に『デバイスの追加』があるのでクリックする。
・表示されたポップアップの以下のプルダウンを選択する
・バーチャルアカウント:プルダウンから選択
・Product Family:プルダウンから選択。必ず対象機器のシリーズにあったものを選択しましょう。
・デバイスID:これはProduct Familyを選択すれば入力しなくてよい。
・Profuct Familyを選択すると入力に必要な情報を入れるため、新しい入力欄が表示されます。Nexus 9000 SeriesではS/Nの入力でした。
・その後、OKボタンを押すと無事に登録されます。
・デバイス一覧に登録したS/Nが表示されることを確認します。
スマートライセンスへの変換
・デバイス一覧でデバイス列を見ると、『Serial Number:xxxxxxxxxx >』とあるので > をクリックします。
・表示された一覧の中から『スマートライセンス変換』をクリックします。
・バーチャルアカウントをプルダウンから選択します。
また、変換対象のSKUのチェックボックスにチェックを入れます。
確認後、右下にある送信ボタンを押します。
・その後、『ライセンスリクエストのステータス』が表示されます。「デバイスライセンスは、スマート権限に正常に変換されました。変換されたライセンスはこのポータルで使用できません。」というメッセージも併せて表示されます。
・変換に成功すると、デバイス一覧から選択したS/Nが表示されなくなります。
スマートライセンスの確認
・Cisco Software Central > スマートソフトウェアライセンスにてインベントリをクリック。
・対象のバーチャルアカウントがスマートライセンスへの変換にて選択したものであることを確認する。
・ライセンスタブをクリックする。
・ライセンス一覧に先ほど変換したライセンスが追加されていることを確認する。変換した数だけAvailable to Usタブに個数が表示されているはずです。
登録トークンの作成
・Cisco Software Central > スマートソフトウェアライセンスにて
インベントリをクリック。
・全般タブにて「製品インスタンスの登録トークン」の下部に表示されている『新しいトークン…』をクリックする
・ポップアップが表示されるため、Proceedボタンを押す。
・『登録トークンの作成』画面が表示されるので以下を入力
説明:対象機器のホスト名を入れると管理しやすいのでお勧めです。
期限終了まで:推奨は30日です、1-365の範囲内の値を入力してください。
最大使用数:トークンの使用回数。最大使用回数に達すると期限切れとなります。
チェックボックスとして「このトークンに登録された製品の輸出規制された機能を許可する」にはチェックをいれたままにします。
・確認後、トークンの作成ボタンを押します。
・全般タブのトークン列に新しくトークンが追加されていることを確認します。
・その後、アクション列の「アクション」をクリックし「コピー」を選択すると、トークンをクリップボードにコピーできます。
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