はじめに
Application Discoveryがどんなものか確認してみました。
Prism CentralのIntellgent Operations > Discoveryから使用できます。
事前準備
- 統計情報をクラウド上に送信するため、APIの設定が事前に必要となります。My nutanixでAPIキーの発行をして画面の指示に従い登録してください。
- Kubernetes PlatformでKubernetesクラスターを構築しておきます。
Application Discoveryとは?
- アプリケーションディスカバリーは、エージェントレスのアプローチを使用して、指定されたクラスタセット内のアプリケーションを検出します。
- IPFIXデータを使用して、各アプリケーションがどのVMで実行されているか、および通信ポートを識別します。
- このディスカバリーサービスは、VMのネットワークトラフィックの統計データをクラウド上のSaaS(Software as a Service)サービスに送信して分析し、その結果をNutanix Prismに表示します。
- 標準装備のポリシーに加えて、TCPまたはUDPポートのシグネチャを照合してアプリケーションを識別するカスタムディスカバリーポリシーを設定することもできます。
Application Discovery
機能の確認
Discovered Apps
Discovered AppsにてDiscoverを実行してみます。
すると、アプリケーションの探索が完了して次のよう画面が表示されます。
一覧には次のように表示されます。
Publish Apps
続いてPublishをクリックします。すると、次のような画面が表示されます。
App Instance列をクリックすると、次のように詳細情報を確認することが可能です。
Policies
ここではアプリケーションを探索する際の条件を定義することができるようです。
先ほどの例では、TCP Ports 443がシステム定義されていたため、StatusにてIdentifiedと表示されました。
App Relationships
デフォルトでは過去24時間で探索した結果が表示されるようです。
ここでは、一番上の行のVM(高性能キーバリューストレージであるetcd専用のVM)をクリックします。すると、VMの詳細情報の画面に遷移します。
ここで、Apps & RelationshipsでDiscovered Appsをクリックすると、先ほどの列と同じ情報が表示されます。
App Relationshipsでは対象VMの対象ポート(リッスンポート)を使用するVMが可視化されて表示されます。また、対象VMが使用する外部のVMなどの宛先ポート番号についても依存関係が一目でわかるように表示されます。
使用用途
情報が全く出ていないことから、あまり有効活用されていないのでは?と推測しています。いい使い方があれば教えてください。
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