- はじめに
- 情報源
- 一覧(順不同)
- かぶ1000さん(累計利益5億円超え)の、超優良株の考え方
- ペリカンさん(資産2億円ほど)の、考え方
- www9945さん(資産5億円ほど)の、考え方
- 羽根英樹さん(資産数億円ほど)の、考え方
- 株銀さん(資産5億円ほど)の、考え方
- かんちさん(資産8億円ほど)の、考え方
- バラゲーさん(兼業投資家・資産1億円ほど)の、考え方
- 夕凪さん(資産1億円超え)の、考え方
- 桐谷さんの、考え方
- 今亀庵さん(資産40億円ほど)さんの、保有株
- 上岡正明さん(資産1.5億円ほど)の、考え方
- 弐億貯男さん(資産3億円ほど)の、考え方
- 某哲也さん(資産3億円超え)の、考え方
- 藤田さん(資産3億円ほど)の、考え方
- 御発注さん(資産3億円ほど)の、考え方
- 竹田和平さん(資産300億円)の、考え方
- みねおかさん(資産2.3億円)の、考え方
はじめに
2024年度から新NISAが始まり、株高に沸騰している昨今ですが、地合いが最近は良くなく日経平均も4万円を超えてから、様々な要因が重なり(主に地政学的なリスク)3万7000円を切ってしまいました。
しかし、本来はこうした日経平均の波に動じることなく投資を続けるべきで、狼狽売りなどもっての外です。こうした荒波に飲まれつつも、実践と経験で築き上げてきた考え方を以って億単位で資産を築かれている方も大勢いらっしゃいます。
今回は、そうした方々の考え方を一覧化、その中から共通項を探っていくことで、着実に資産を築くことができる思考法を探っていきたいと思います。
「個人で勝手にやってろ」と思うところですが、記事として整理すると、管理人の理解が進むので、こうしたことをしています。
情報源
フォローさせていただいている、KAZZN(@Kazzn_blog)さんが、様々な個人投資家達の考え方をツイートしてくださいます。それらを元にしております。端的に整理されていてとても役に立ちます。
一覧(順不同)
かぶ1000さん(累計利益5億円超え)の、超優良株の考え方
- 自己資本比率90%以上で、ほぼ他人資本が無い銘柄
- 日経平均よりも、PERとPBRが低くて、配当利回りが高い
- 会社の資産のうち現預金の占める割合が過半数近くと高い→例:任天堂などは、もし仮に売上がゼロになってしまっても、約50年ほど社員を養えるくらいの現金があるので、パニック時の耐久力がある
- 営業利益率20%以上の銘柄は、コスト削減の徹底や製造を外部委託にして開発に特化してたりと、何らかの強みを持ってることが多い
- 自社ならではの強みがあり、BtoBのニッチ市場で高いシェアを持ってるなど「この分野ならこの会社だ」と、言われるような得意分野があると不況のときも強い
- できるだけ、上記の条件を多く満たす銘柄を選ぶ
ペリカンさん(資産2億円ほど)の、考え方
- 配当利回り4%超え・自己資本比率40%以上・PER15倍以下・PBR1倍以下・株主優待があるの中から、できるだけ多くの条件が当てはまる銘柄を選ぶ
- 魅力的な株主優待を、実施してる銘柄は下値が堅い傾向にあって、株価の下落に備えることができるので、優待そのものも良いけど下落への備えが一番の魅力になる
- 初心者の方は、高配当株で王道の銘柄をコツコツ買って、「日経平均高配当株50 指数連動型上場投信」などの構成銘柄の中から、好きな銘柄を選んで少しづつ集めてくと、失敗する可能性が低くて将来にじぶん年金のように、配当を貰い続けることができる
www9945さん(資産5億円ほど)の、考え方
- 資産の85%ほどを、日本株の30数銘柄に投資してポートフォリオのメインになり、値上がり益を狙う銘柄と配当金を狙う銘柄の両方を保有する
- 配当金狙いの銘柄に限っては、日本株6割と外国株4割の比率で保有してて、年の配当は1600万円ほどで日本株の配当を生活費に、外国株の配当は再投資に充てる
- 利確は、買った価格の2倍になったら半分売却して恩株化して、損切りは買い値より株価が10%下落したら行う
- 月足でボックスの底値圏で、株価が横ばいの高配当株に分散投資をして、配当を貰いながら年~1年半ほどで値上がりしそうな銘柄を狙う
- 高配当で、同業他社よりPERが割安・自己資本比率50%超え・できれば有利子負債が無い・配当性向が高くない銘柄を選ぶ
- 清掃業に勤めてて、休みの日に本屋さんで何気なくマネー雑誌を見ると「株を始めると経済に明るくなり、お金も稼げる」と買いてあったので、それをきっかけに貯金もなかったけど、生活費を切り詰めて節約生活をし、1年ちょっとで100万円を貯めて投資を始める
- 投資を始めてから、ウォーレン・バフェットの本やピーター・リンチの本を読んで、好きな部分をノートに書き写して勉強した
- 投資を始めてから、10年ほど勝ったり負けたりを繰り返して結果はプラマイゼロだったけど、年に100万円の入金を10年間してたので、投資資金は1000万円ほどに増える
10年間の経験で、次に伸びそうなセクターなどを予測できるようになってきて、2003年頃から地合いが良くなったこともあり資産が増えて、その後のリーマンショックで資産を減らしながらも、2012年に億り人になる - 資産は、全て株式(不動産などの所有は無し)で現金はほぼ持たずに、基本的にフルポジを取ってる
羽根英樹さん(資産数億円ほど)の、考え方
- 株主優待があり人気がある銘柄は、権利確定日に向けて買う人が増えて株価が上昇する傾向があるので、権利確定の数ヶ月前の安値のときに買い、権利確定日の前の高値で利確する
- 相場全体が急落したときに、一緒に下がった優良な大型株(例:オリエンタルランドなど)を買い、その後に反発して株価が回復したら利確する
- TOBの報道が出た銘柄は、買付価格が決まるまでの間に株価が上下することがあるので、一旦上昇した後に下落することがあったらそこで買い、その後に再上昇したら利確する
株銀さん(資産5億円ほど)の、考え方
- 株を始めて30年超えの中で、1980年代のバブルのときに信用2階建てを使って、バブル崩壊とともに数千万の損失を出していったん相場を休み、2003年の小泉郵政相場から再開して2007年に損失を取り戻して、そこから数千万ほど利益を出すもリーマンショックで振り出しに戻り、その後にアベノミクスの前に優待株を仕込み、ほとんどの株は2倍になってる状況
- 株を購入する前に、確認するもの →PBRは1倍以下かどうか・配当の有無(無配株は基本的に買わない)・PERは16倍以下かどうか(平均が16倍ほど)・10年チャートで大天井の株価と大底の株価を確認
- 長期トレンドが横ばいで、株主優待と配当があり株価に過熱感が無い株を買い、持ちっぱなしにして優待と配当を貰いながら、株価の上昇を待つ
かんちさん(資産8億円ほど)の、考え方
- 高配当株や株主優待株への投資は、配当金や優待で生活費を抑えて浮いたお金は、再投資や旅行など色々な選択肢ができる
- 運用は、高配当株のインカムゲイン(配当収入)をメインにして、優待株と成長株も保有するスタイル
- 高配当株は、好業績・連続増配・PER15倍以下・利回り3%以上などの銘柄を中心に、ポートフォリオを組んで配当金が自然と増えるようにする
- 優待株は、配当と株主優待を足した合計利回りが4%以上の銘柄を選ぶために、東証の「適時開示情報」で株主優待の新設などが無いかを日々確認する
- 成長株にも投資するけど、メインは配当生活なので比率を低くして、高配当株に50%(4億円)・優待株に30%(2.4億円)・成長株に20%(1.6億円)ほどの割合で、600銘柄ほどに分散投資をする
- 日銀は、マイナス金利の解除後も国債の購入を続ける政策で、今後に金利を引き上げる度に国債の価格は下落するので、銀行からすると保有する国債の含み損が膨らみそうになったら日銀が買ってくれるので、この政策で銀行もある程度の国債を保有できて、国債の含み損が膨らんで経営危機などにならない政策
- マイナス金利の解除の決め手になった賃上げはあまり賃金が高くなかったパートさんなども、5%を超える上昇なのでとても良い状況
- 賃上げは、企業のコスト上昇になり商品価格に転嫁しないと利益が減るので、賃上げ分はほぼそのまま製品やサービスに価格転嫁されて、今年の夏くらいからインフレの第2弾で価格が上昇すると思う(上昇の度合いは人件費の占める割合が多いほど高くなる)
- 結果的に、資産運用はインフレに弱いキャッシュを少なくして、株や金・不動産などで運用することが大切で、国民の皆さんがデフレは終わり今からはインフレだと認識を強くすると、キャッシュよりも物に換えたくなりそしてインバウンドと国内の消費の上向きで、バブルに向かって助走する流れも考えられる
- 今の日経平均は高すぎずに適正な水準にあり、逆に今までの日本株の株価がデフレで安すぎて、PBR1倍割れなどの状態を引き起こしそれが普通になって、20年以上も経過してたけど日本企業の価値(利益水準)は年々向上してたので、それに対して株価が安すぎた
- 配当金の利回りも、以前のバブルのときより今のほうが高くて、株価の天井は分からないけど日銀の政策変更で金利が適正な水準になるまでは、上昇を続けると仮定するとあと3年ほどは乱高下しながら上に行くと思う
- バブルになりそうなときは、株から簡単に降りずに降りるべきときは、生命保険セクターや銀行セクターがもたらす致命的なリスクが起こったときや、PERで説明がつかないほど株価が上昇して、新たな指標が登場してきたときから降り始めるくらいでちょうど良い
- 短期的な目線で見ると、4月または5月の日銀の金融
バラゲーさん(兼業投資家・資産1億円ほど)の、考え方
- 1日のルーティーンは、6時に起きて8:15からの会社に向かう通勤電車の30分で、保有株の株価や気になる銘柄を見て情報収集して、9時からの20分間で相場の動きを確認し指値や売買の注文を出して、12時のお昼休憩で情報収集し20時に終業・22時に帰宅して、23時からの1時間で適時開示や決算・優待の新設や廃止を確認して翌日の戦略を考える
- 株主優待株の、権利確定日に向かって上昇する傾向がある銘柄を、権利日の2ヶ月ほど前に買い株価が上昇したら利確する
- 優待株を500銘柄超えで保有して、年の配当金は150万円ほど
株価が上昇しても、欲張らずに権利確定日の2週間ほど前に利確して、腹八分目で満足するようにする - 優待権利に必要な単元の分の利益を出すために、信用取引で複数単元を買って利益が出たら100株を残して利確し、残った100株を現引きして「優待株の恩株化」にする
例:100株で10万円の株を、信用取引で2000株(200万円)ほど買い、5~6%(10~12万円)ほど上昇したら100株を残して利確し、残りの100株を現引きして株主優待と配当を貰い続ける - 株価が10~20万円(補足:100株購入)ほどで、PERやPBRなどの指標が割安かつチャートが安値圏にある銘柄を選んで、株価が下落したときのダメージを軽減して、減配や不祥事などが起こったときはすぐに損切りする(減配や不祥事などではない下落のときは、保有を続ける)
夕凪さん(資産1億円超え)の、考え方
- ヤフーファイナンスの、年初来高値の更新欄などを見て過去半年ほどの間に、最高値をつけた「新高値銘柄」を買ってそのモメンタム(勢い)に乗り、更に株価が上昇したら利確する
- 新高値銘柄の銘柄に、分散投資をして10銘柄に投資をするとそのまま上昇する銘柄は、3つほどになるので残りの7銘柄は潔く損切りして「損小」にし、上昇銘柄にだけ乗る
- 上昇銘柄の株価が、一度ボックス圏になりそこから高値を更新したら、買い増しすることを繰り返して利益を大きく膨らませる
- チャートに、長い陰線や上ヒゲなどの、株価下落サインが出たら利確する
桐谷さんの、考え方
- 株主優待が新設された銘柄を、発表後の早い段階で買うために「適時開示情報」で株主優待の新設・拡充情報を毎日チェックする
- 株主優待の新設株を買うときは、配当+株主優待の合計利回りが4%以上・理論株価よりも割安の銘柄を、指値で早い段階買うとその後に、優待人気で株価が安定して長期的に上昇することが多い
- 通常の優待銘柄を探すときは、安値で買うために「値下がり銘柄ランキング」や「新安値銘柄」を見て、その中から欲しい株主優待があるかを探して、あるときはその銘柄の過去3年ほどのチャートで、安値を確認して過去の安値付近で買う
今亀庵さん(資産40億円ほど)さんの、保有株
- 20億円を分散投資して、内需バリュー株に35%・円安メリット銘柄に25%・小型成長株に40%ほどの割合になる
- 資本や業務提携・M&Aなどは、株価上昇のカタリスト(上昇の要因)になりやすいので、よく行う企業を選ぶ
- 社長自身が会社の大株主である創業社長は、やる気があり業績が伸びることが多いので、重視して確認する
- 四季報を熟読して低PERで、かつ増収率が高く時流に乗るテーマ性がある銘柄を探し、買ったあとは数ヵ月~数年ほど保有してじっくりと値上がりを待ち、株価が上昇したら少しずつ分けて利確する
- 年に1~2回ある相場が急落したときは、日経平均ETFブル2倍を売ってリスクヘッジをしながら、少しずつ保有銘柄の株数を調整して損失を抑える
- 2008年のリーマンショック後の、株価が安値だったときに退職金の2000万円で株を始めて、Jリートの利回りが30~40%ほどと底値の割安さに惹かれて3銘柄に集中投資して、2009年に1.5億円ほどになる
- 2010年・2011年はほぼ横ばいで、当時のポートフォリオは小型株が中心だったけど、アベノミクスが始まってから小型株も全体的に上昇して、2015年に20億円になる
そこで、相続対策を兼ねて半分の10億円で自宅用のマンションや土地、リゾート物件などを買い残りの10億円で株リスタートして、2017年に40億円(株30億円・不動産10億円)になる - 来期の売上高の変化率が+15%以上の銘柄を、スクリーニングをして探しその中から時代に合うテーマ性や、金利などを考えてこれから有望そうな業種の銘柄を選ぶ
上岡正明さん(資産1.5億円ほど)の、考え方
- 株が、上昇するか下落するかは半々だけど、ボックス内で動く銘柄を底値圏で買うと上がる確率が高いので、ボックス内で株価がきれいに上下にうねる、150銘柄ほどを選び底値に近付いたら狙う
- 過去のチャートを確認して、下値が堅い(下値の付近まで下落したときに何度も反発した)銘柄を選び、底値の付近から更に下落するリスクを回避するために、3回に分けてタイミングをずらして買う
- 鉄鋼株は、比較的きれいなボックスを描きやすくて、3~6ヶ月の周期でボックス内を動くので、底値に近付くまでじっくり待ってから購入する
弐億貯男さん(資産3億円ほど)の、考え方
- 上場して間もない、セカンダリー株の中から業績が堅調だけど公開価格を下回ってる、割安に放置されてる銘柄を選ぶ
- 上場後の、最初の四半期決算を通過して、PER15倍未満・売上高成長率が年に20%ほどの銘柄を買う
- 今期の業績予想とともに、中期経営計画を見て目標達成できるだけの、内容の見通しが甘くないかや信ぴょう性があるかを確認する
- 売上高の成長率が2桁を維持する見込みの銘柄は、全体相場が急落して一時的に株価が下落しても、2~3年ほどで回復することが多いので安心できる
某哲也さん(資産3億円超え)の、考え方
- アベノミクスで、株価がどんどん上昇してるときにチャイナショックの第一波が来て、バーゲンセールが来たと思い信用で安値の株を買ってたらその後に株価が回復して爆益になったけど、それで気を良くして信用で買い増しを続けてたら、チャイナショックの第二波が来て追証寸前に追い込まれて、泣く泣く信用の損切りを繰り返す地獄の日々を味わったので、今は現物と1.5倍までの信用に収めるルール内で取り組む
- コロナショックのときに、自分の投資スタイルである「急落時は、誰でも知ってる大型の高配当株を買う」をせずに、当時人気がありコロナで大きく下落したソフトバンクグループを買って、下落が続く中でナンピンしたけど握力が持たずに損切りしたので、自分の投資スタイルに合う銘柄のみを買うことを貫く
- 初めは、大きく儲けようとして意気込むと失敗してしまいがちなので、増収増益の傾向がある銘柄を複数保有して、急騰や急落を経験し狼狽売りをせず長く持って経験値を積んで、退場せずに生き残ることから始める
- 自分の経験値を上げながら、自分の性格に合った投資スタイルを模索し見つけて、それを貫くと後に結果が付いてくる
- 株の情報源はほぼ四季報で、年に1回くらい四季報を通読して、配当利回り2.5%超・配当性向50%以下・過去に減配を極力してない・過去10年ほど増収増益の銘柄を手動でピックアップする
- ピックアップした銘柄の、過去のPERを見てレンジ幅を確認して、レンジの下限付近に自分が買いたいと思う価格を設定して、エクセルにメモして実際に株価がその付近に来たら地合いや自分の余力と相談して買う
- ピックアップした銘柄の、過去のPERの上限付近の高い位置に利確する価格を設定してエクセルにメモしておき、その株価付近になったら利確する
- 損切りは、銘柄選定したときの条件から外れたら、含み益のときも含み損のときも関係なく行う(例:売り上げが減って、それに伴う減益で来期以降も回復するか分からない減収減益の状態など)
- 東日本大震災のときに、東京電力の株価が数日で10分の1まで下落したと知り、株のバーゲンセールなのではないかと感じて、株に興味を持った
- 初心者の方は、はじめから大きなポジションを持つとリスクが大きいので、小さく買って相場に興味を持って居続けて、相場感を培う事から始める
- 相場が急落したときに買って、その後の下落に耐え狼狽売りをせずに、保有を続けて株価が回復するまで手放さなさずに、回復したら利確する
- 急落時に、銘柄選定に迷ったら誰でも知ってる大型の高配当株を買って、株価が回復するまでガチホする
- 投資は、地合いに結果を左右されることが多いので、急落などに見舞われても狼狽せずに受け止めて、期待できる銘柄に投資をしながら時間を掛けて結果を積み上げていく感覚で取り組む
藤田さん(資産3億円ほど)の、考え方
- 農業のような感覚で、幅広い銘柄を買って種を蒔き収穫期が来たら刈り取り、畑(資産)全体として豊かな実りを得られるようにする
- 保有株の半分ほどは配当狙いで、長期投資をして着実に配当を得ながら、値上がり益のチャンスを待つ
- 欲しい銘柄を見つけても、すぐに買わず過去5年ほどのチャートを確認して、株価が底値圏まで下がるまで待ち、株価が底値まで下がったけど、今後に株価上昇を見込める材料があると思うときは買う
- 過去と比べて、相対的に安いと判断して買っても、そこから株価が下がることも多いので、打診買いから始めて2~3回に買いタイミングを分けてジワジワと買い増しする
株を買う前に、利確するための売り値のメドを、過去の高値などを参考に決めておいて、その水準の近くまで株価が上昇したら利確する
御発注さん(資産3億円ほど)の、考え方
- 2002年の社会人1年目のときに、コツコツ貯めた100万円を有効に使う方法を探してて、リンガーハットでランチ中に株主優待のチラシを見て興味を引かれ、そこから優待銘柄を調べて吉野家とワタミを買い投資をスタートした
- 当時は、社宅や実家に住んでやので出費があまり無く、毎月給料の8割ほどの16万円を入金して、2006年に2000万円になったけどライブドアショックやサブプライム・ショック、また自らの誤発注などがあり資産を大きく減らすけど、そこから高配当バリュー株に集中投資する手法で億り人になる
- 相場全体が上昇するとともに、円安銘柄や低PBR銘柄など市場のテーマ性や為替差益などで、業績が成長しそうな株は上昇してくので買う
竹田和平さん(資産300億円)の、考え方
- PBR・PERが、同業他社よりも割安で売上高の伸び率が高い銘柄を、地合いが崩れて株価が下落したときに買う
- 「上がってよし、下がってよしの株価かな」→昔の庄屋は、自分の田んぼの値段を毎日気にすることはなく、確認するのは人手がどれだけ必要で年貢がどのくらい取れるかということで、株も同様に日々の株価をあまり気にせずに、配当をもらって快適な気分になることが大切
- 株主資本比率が50%以上で、かつ自己資本比率が高い銘柄は安定的で、自分が何の心配もなく本当に信頼できる状態になるので、安心しながら長期的に保有できる
みねおかさん(資産2.3億円)の、考え方
- 2015年・2016年のチャイナショックや、イギリスのEU脱退・2020年のコロナショックなどの、大きなショックのときに主に購入する
- 相場全体が悲観になってるときは、信用評価損益率や日経平均VI(恐怖指数)などを見て、セリング・クライマックスのタイミングを探る(例:信用評価損益率が-20%を下回る・日経平均VIが30以上など)
- 資産の中で、常に暴落用の待機資金を用意しておく
- ショックで相場が荒れるときは、信用買いの追証などで株がたくさん売られる局面があって、そのときが底値であることが多くていったん株価は下がるけど、「企業の価値」は落ちてないので相場がアク抜けをした後に、株価が上昇することが多い
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